動揺病(乗り物酔い)
- 誘因・原因
- 三半規管などの異常ではなく発達の一段階であると考えられています。
危険回避のためにおこる自律神経の反射により冷や汗や吐き気などがでます。
10歳前後にこの機能が高まることにより乗り物に酔いやすくなります。
- 症状
- 冷や汗、生あくび、生つば、吐き気 嘔吐、便意、顔面蒼白、めまい感
- 薬
- 乗り物酔いがひどい場合は、酔い止めを乗車30分前に飲むと良いでしょう。
飲んだことによる安心感も得られます。
- 家庭での注意点
-
- 普段から体を使って遊びましょう。
- ブランコなど動きのある遊具にも慣れましょう。
- 睡眠は十分にとり体調を整えましょう。
- 乗り物に乗るときは、遠くの景色を見させるようにしましょう。
- チョコレートやガム、コーラなどを与え「○○を食べると乗り物酔いしなくなる」と伝えたり、「ツボを押したから大丈夫」などという暗示をかけるのも一つの方法です。
- 乗り物酔いがなかなか治らない場合でも、克服させることに一生懸命になりすぎず見守ってください。子供は親の顔をよく見ています。親の期待を負担に感じると、意識するだけで気分が悪くなることもありますので。