声帯溝症
- 誘因・原因
- 読み方は「せいたいみぞしょう」です。
中高年に多いことから繰り返す声帯の炎症が原因と考えられています。
- 病態
- 声帯に溝ができています。
- 症状
- 溝の部分の粘膜は硬く振動しないため声がかれます。
声が出しにくい、話すと疲れることもあります。
- 検査・診断
- ファイバースコープで観察します。
- 治療
- 薬物治療は効果がないためリハビリ(音声訓練)を行います。
朝晩2回ずつ1ヵ月を目標に咽喉の筋力トレーニングを続けてください。
- 手を目の前に合わせます。
- 1~10まで30秒かけて数えます。
- 手を押した瞬間に力を入れて短く発声します。
※行いすぎには注意してください。
重症例では声を出しやすくする目的で手術を行うこともあります。
手術をご希望の方は連携医療機関にご紹介いたします。