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溶連菌感染症

感染症 > 溶連菌

溶連菌感染症

誘因・原因
溶連菌(A群溶血性連鎖球菌)による感染症です。

鼻水やくしゃみなどの中にいる菌が鼻やのどに入ることで感染します。

症状
38℃以上の発熱とのどの痛みが出現します。

吐き気や嘔吐、腹痛がみられることもあります。

小さな赤い発疹が首や胸から体や四肢に広がったり、舌が赤くぶつぶつしてイチゴのようになることもあります。

検査
簡易検査キットを使い10分ほどでわかります。
治療
抗生物質を7日~10日間内服します。
家庭での注意点
薬を飲むと1日~2日で熱が下がり、のどの痛みもなくなりますが、薬を途中でやめると、再発したり腎炎などの合併症をおこすことがありますので飲みきりましょう。

まれに2週間くらい経ってから腎炎をおこすことがあります。
トイレの行く回数が減ってないか、尿が赤くないか、手足や顔がむくんでないかご注意ください。
症状が強い場合は入院治療が必要ですので総合病院の小児科受診をおすすめします。

すぐにぶり返した_という場合は家庭内でうつしあっていることがあります。
兄弟がいるときは一緒に治療しましょう。

登園・登校の目安
治療開始から最低1日~2日経過し、解熱してのどの痛みが落ちつくまで登校、登園はやめましょう。
登園許可証が必要な保育園もあります。
その場合は確定診断をしてもらった医療機関へ行き、登園許可証を依頼すれば発行してもらえます。
船橋市の登園許可証明書のページはこちら
出勤の目安
大人の方がうつった時の「出勤停止期間」「休んだ場合の扱い」に関しては職場の就業規則や、診察した医師の助言を参考に職場の管理者の判断によることになります。

国立感染症研究所の溶連菌の解説ページはこちら

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